台湾名物丼の色々④「素燥飯、素肉飯」
素燥飯、素肉飯
ベジタリアン向けの素食飯です。薄切り肉を模した湯葉または、肉そぼろを模した大豆タンパクに椎茸、タケノコなどを加えて、肉燥飯などと同じ醤油ベースで煮てあります。エリンギもよく使われる食材。
食感や味は店によって大きく違いますが、言われなければ味も食感も肉そのものだと勘違いしてしまうほどの店も。ただしベジタリアン向けだからと言って低カロリー、低脂質という訳でなく、むしろ肉の風味を出すために結構な油が入っていることには注意したいところです。
肉食のイメージが強い台湾ですが、実は世界で2番目に菜食主義者が多く(1位はインド)、動物性食材を扱わない「素食」がファストフード店、屋台から高級レストランまで、街の至る所に見つけることができます。コンビニやスーパーなどで売られている加工品にも「素」と書かれたものが沢山並んでいます。
台湾にはまだまだ沢山のご飯がありますので、またご紹介したいと思います。