七味五悦三会の旅

ハンデと共に楽しく生きる夫婦の旅ログ。

名患者への道

今年になって体のあちこちに原因不明の不調を来すようになりました。新たな科目の病院に掛かる事も増えました。「歳のせい」ならそれでいいですが重大な病気だったら困るので心身を削りながら通院しています。良い病院もあれば悪い病院もあり、悲しいかな病院での初手の振る舞い方が判ってきたような気がします。

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写真はイメージですよ!

■悪い所はどこですか?

1つ1つ挙げたら10や20は軽く出てくるあたり悲しい現実ですが、これらを律儀に伝えてもあまり意味が無いことに気がつきました。どうしても「伝えたい」「伝えなければ」という気持ちが競ってしまいますが、医師から見れば大勢いる患者の1人に過ぎず、限られた時間の中でいくつもの診断はできないですよね。

だから私はこの様に応える事にしています。

  • ハッキリした症状ハッキリしない症状がある。
  • 急な変化のある症状漫然と続く症状がある。

凄く曖昧です。すると医師が興味を持った所を質問(問診)してくれるようになりました。一方的に症状を話すと医師は此方の話を聞くだけに終始してしまい、問診の機会が失われてしまうんですよね。急性疾患が得意な医師慢性疾患が得意な医師がいるので、この方が医師の得意分野に合わせられるんじゃ無いかと思います。

 

■服用中の薬の申告は難しい問題

服用中の薬は必ず聞かれます。しかし向精神薬は伝えて良いものか迷うところです。というのも医師の中には「薬のせいじゃないの?」と特に根拠もないのに言う人が居るからです。残念ながら日本の医師は薬学に関して無知な人が非常に多いんですよね。

「どのように影響してるんでしょうか?」と訊ねても訝しげな表情で答えはほぼ返ってきません。スキルの低い医者(つまりヤブ医者)だと私は判断します。

向精神薬をズラズラと書き並べると医師の思考が停止してしまう気がします。結果的に病院ジプシーに繋がる事が多いのではと感じます。それだけ向精神薬には「良く解らない副作用が多い」とも言えるのですが。しかし場合によっては書かない方が向き合って診断をしてもらえる事もあります。

医師にも得意分野があり、ある人にとっては良い医者でも別の人から見ればヤブ医者だってこともあるでしょう。医療は相性だと思います。命に関わる症状でなければ面倒な患者は診たくないと思う事もあるでしょう。医療もサービス業ですから仕方がありませんが、それならば患者が医師を選び意欲のない医師は淘汰されるべきだと私は思います。意欲とスキルのある医師と上手く出会いたいものですね。

 

患者と医師のコミュニケーション―より良い関係作りの科学的根拠

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患者力―医師とつくる良い関係―

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