七味五悦三会の旅

ハンデと共に楽しく生きる夫婦の旅ログ。

食事というミッション。注文と会計の色々。

これは台湾で外食する時に必ずお世話になる注文伝票です。よく見るのは紙の伝票。

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時々カーボン紙になってる時がありますが、そういう店はだいたい後払い。ですが控えをくれるわけではないです。

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この様なメニューが印刷された下敷きやホワイトボードに水性マジックや赤鉛筆で記入する方式もあったり、

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裏表あったりすると見るのが大変。

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ちょっとしたレストランに行くとブックタイプなんかもあり、これにもマジックで直接書き込みます。

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外資系を除き、食堂やレストランではチェーン店でもこの方式がとられるのが一般的です。口伝えは余りありません。食券も日本独自のものです。

どんなに小さな食堂でもこういった伝票が置かれている事が普通で、家族経営が多いので人手を省くためとオーダーミスを無くすための効率化の一環でもあります。席で待っていてもオーダーは取りに来てはくれません。

席に着いたら伝票に注文をチェックして「内用」の欄に座席番号を記入をして調理場 兼レジに持っていきます。内用は食べて帰りますよという意味。外帶はテイクアウト。

会計のタイミングは店によってバラバラ。本当にバラバラ。

  • 伝票を渡した時点の先会計
  • 料理が運ばれてきた時点での中会計(テーブル会計)
  • 食後の後会計

があります。日本だとファストフードやフードコート以外は原則的に後会計が殆どですが、台湾を含むアジア諸国ではバラバラ。台湾では先会計と後会計が半々で稀に中会計。マレーシアでは中会計の比率が高くなります。

「預付款」と書かれてあれば先払いですが、書いてない事も多く、こればかりは廻りのお客さんがどうしているのか観察するしかありません。

 

台湾での一般的な食事のルーチンは、

  1. 入店前に自分で伝票を探して取る
  2. 適当に空いてるテーブルに座る
  3. 伝票に記入する
  4. レジに持っていく(+前会計)
  5. 箸やレンゲなど食器を取りに行く
  6. テーブルで待つ
  7. 料理が運ばれてくる(+中会計)
  8. 食べ終わる(+店によっては自分で食器を下げる)
  9. 会計(後会計の場合)

日本とだいぶ勝手が違います。

日本と同様に口伝えの店もありますが、メニューがない事も多いので正直、大変です。ハードル高いです。疲れます。消耗します。店を出たらミッションコンプリートですよ。

日本はメニューがあるとはいえ、来る外国人はきっと大変な思いをしてるんだろうな…と思わず思わずにはいられないのでした。