七味五悦三会の旅

ハンデと共に楽しく生きる夫婦の旅ログ。

中長期滞在者向けプリペイドSIMが登場!

台湾には外国人専用のプリペイドSIMカードが存在します。格安で、しかもデータ無制限!日本の外国人向けプリペイドカードはデータ容量が少ない上に高いので見習って欲しいものですね。

台湾には6社ほど携帯電話会社がありますが、いつもDoCoMo的な存在の中華電信を選んでいました。ところが今回は30日を超える定額SIMを発見。(中華電信は30日まで)

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台湾之星(T-STAR)です。日本で言えばSBのイメージ。

定額の制使い放題SIMは台湾携帯電話会社の各社から発売されており、各社とも国際線発着の空港でのみ買えます。街中の携帯電話ショップでは買えません。外国人だけが買える「優遇されたSIM」です。

台湾之星では30日を超える60日、90日、180日、360日という長期SIMを取り扱っており、留学やワーキングホリデーの人にも最適です。最大のメリットは従量課金のポストペイドSIMと違って使い放題という点です。もちろん無料通話分を含み、SMSにも対応。テザリングも出来ます。今回は60日以上の滞在なので90日SIMを2000元(約7000円)で購入。ひと月あたり2300円くらいでしょうか。

30日を超えるSIMの購入時はパスポートの他に、顔写真付き公的身分証明書が必要です。日本の運転免許証で大丈夫。コピーではNGです。また、90日SIMを購入するときは滞在ビザがないと売ってくれないことがありますが、帰国がノービザの範囲内ならそれを説明すればビザ無しでも売って貰えます。

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 台湾之星はLTE Band1/7/8です。

通信速度は25Mbps程度ですが、台北站や西門町などの繁華街では土日の混雑時間帯には3Mbps切る事もありました。郊外や台中市では概ね安定してスクリーンショット程度の速度は出ています。

私はiPhone7を使っていますが、中華電信やDigi(マレーシア)の時に時々あったパケ詰まりもありません。特別速度が速いわけではないですが、概ね良好ではないかと思います。地下でも問題無く繋がりますし、3Gでもそれなりに速度が出ているので接続で気にするような場面はありませんでした。

私たちは一度渡航すると1ヶ月で帰ることはないので、これからは台湾之星が選択肢になるかなと思います。