七味五悦三会の旅

ハンデと共に楽しく生きる夫婦の旅ログ。

旅を100倍楽しむマストアイテムはやっぱり語学

ということは百も承知なんですけどね、私は語学がダメです。完全な語学アレルギーです。短い旅行なら身振り手振りで切り抜けたらそれで良いかもしれませんが、流石に長く滞在しているとそれにも限界を感じてきます。スマホで得られる情報だけではつまらない。旅を今より100倍楽しむには、やはり語学は必須だと思います。

一番にはやはり現地の人々とのコミュニケーション。その土地の言葉で話しかけると相手の好感度も表情もかわります。日本国内で外国人観光客からカタコトの日本語で話しかけるのと、いきなり外国語で話されることの違いでしょうか。

そこまで分かっていながら、語学勉強の入り口にすら立てない体たらく。苦手意識を無くす方法をご存じの方、是非教えて下さい。岩のように堅くて重い「苦手意識」をなんとかしたいです。そんな私とは対照的に妻は英語も中国語もできます。

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台湾・台中市内のハム屋

台湾とマレーシアのどちらが過ごしやすいか?

そう問われれば私はマレーシアと答えます。何故ならマレーシアは英語を使うので、相手の話していることの単語をいくつかを拾え、それを繋げて「なんとなく」でも意味がわかり、簡単なカタコトの単語で答えることができるからです。一方で中国語。まずヒアリング不能。そして答える事も不可能。漢字が判っていても発音ができません。

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台湾・台中市内の超人気のガチョウ肉屋

台湾でも買い物や食堂での注文は一応1人で出来ます。できますが、口伝えや伝票を調理場まで自分で持っていく方式の多い台湾では、その時に何かを聞かれます。それに答えることが出来ないのです。

座席を先に確保してから注文することが殆どで、注文時に会計やその場で注文品を渡される事もあり体が不自由な妻には中々難しい。そんな色々な事情で毎回私が注文にいきますが、数字も咄嗟に頭に入ってこないのでストレスでした。定型文がないことも大きな要因のひとつです。

前回3ヶ月近い台湾滞在で半分が過ぎた頃から「もう誰とも話したくない…」という燃え尽き状態に。言葉が分からなくても日本語でもいいから話せばいいのに、押し黙ってしまい言葉が出てこなくなります。

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上の写真の店で買ったごちそう

その反面、マレーシアの方が幾分ストレスフリーでした。マレーシアの公用語はマレー語ですが、英語も第2公用語になっているので、訛っては居ますが殆どの人が英語も使います。

「文章」は理解できなくても、なんとか単語を拾えるので「善し悪しの判断」ができること、それと数字がすんなり頭に入ってくるので、中国語と比べたらストレスは少ないですね。翻訳アプリを使わずに調剤薬局(薬剤師の対面販売)で目的以上のものを調達できたので、日本の学校教育って落第点でも凄いなと思いました。

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マレーシアの土鍋チキンライス

そんな感じで、食べ物も美味しく多様で健康的で、住環境も良く文化度の高い台湾より、マレーシアの方が過ごしやすいです。でもマレーシアに居て毎度思う事は「話せたら楽しいんだろうなぁ…」という事。台湾ではいつも必死なのでそんなことを思う余裕もないですが、マレーシアではいつも思います。

でもそんな志も日本に帰ったら萎んでしまうんですよね。

(要は努力不足のあかんたれ)

 

 

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