七味五悦三会の旅

ハンデと共に楽しく生きる夫婦の旅ログ。

譲り合い合戦?台中市の路線バスの助け合い

公共交通をほぼ路線バスに頼る台中市。最大の欠点は運転が非常に荒いこと。想像を絶する荒さです。急発進、急加速、急停止を停留所や信号の度に繰り返し、どこかに必死に捕まっていないと健常者でも普通に吹き飛ばされます。

例え体が不自由の人やベビーカーの人が乗ってきても、運転手は乗客が座るのを待つということを殆どせず、ドアが締まれば構わず発車。特に台湾大道を走る300系路線は酷いと思います。

無数にあるバス会社(台中市が各バス会社に委託)の全てが漏れなくそんな状態で、市民から苦情もでているようですが…。一年前よりは少しマシになったかな?

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だからなのか分かりませんが、台中市民は体が不自由な人が乗ってきたら、老若男女問わず何人もの人が同時にすかさず席を譲ろうとします。今までスマホいじりしていた若者も、元気な高齢者も、買い物の荷物を持ったおばちゃんも、いつも誰かが必ず譲ってくれます。嬉しいですね。でも何故か私の分まであけてくれます。

首都の台北ではこう言った気質が薄れるので、東京と地方で違うように、これは台中市民の特有の気質でしょうか?

私も台中市民に倣って席譲り合戦に加わろうとしますが、譲り合いの手練れ達を前に中々射止めて貰えません。