マンゴーから不審な香り…?
台北には愛文芒果しかなかったのに、台中にきたら産地に近いからか、今年もマンゴー祭り。やはり農産物は産地で食えという事でしょうか。台湾マンゴーの産地は南部一帯です。
まだ食べてない大変珍しい希少なマンゴーを台中に来て早々に発見。烏香芒果。30元、約105円。龍眼芒果、黒香芒果、緑翡翠芒果とも呼ばれてます。
追熟させるため袋に入れて部屋に放置してたら、3日目くらいから不審な臭いが…。このマンゴーは熟れても緑色のままなので、うっかりしますね。
切ってみたら綺麗なものでした。ちょうど食べ頃で良かったですが、マンゴーらしからぬ刺激的かつ個性的な香り…。私達はよく知っています。この香りはドリアンのそれだと。
繊維感とネットリした果肉、個性的な臭い、もうこれはドリアンをフューチャーしたマンゴー!実際はマンゴー8にドリアン2くらいですが、2のドリアンが強い。ドリアンほど強烈ではないにせよ、かなり個性的なマンゴーです。
このマンゴーはとにかく糖度が高く、全く酸味がありません。余りに酸味がないので、もったりして締まりのない味でした。熟れたバナナに似たキレの悪い重さがあります。やはり糖度と酸味のバランスが重要ですね。
30種あると言われる台湾のマンゴー。これまでに食べたマンゴーは、
- 愛文芒果(赤色、日本で売っている台湾マンゴー)
- 玉文芒果(赤色)
- 金煌芒果(黄色)
- 土芒果(緑色)
- 蜜芒果(緑色)
- 西施芒果(ピンク色)
- 聖心芒果(赤、黄色)
- 懐特芒果(黄色)
- 文心芒果(紅色)
- 苹果芒果(赤色)
結構食べてきましたが、やはり希少品種は台南など南部に行かないとダメな気がします。